茅野市土石流災害支援 〜林・神戸チーム合流〜
茅野市土石流災害支援 〜林・神戸チーム合流〜
再び茅野市の現場に入っています。
今回から小布施町の農地支援に入っていた林代表、神戸事務局長も茅野の支援に初参加!!
笑顔CREWも1名追加し4名で現場に入っています。
また20日はDRT長野1名、メンバー友人1名、地元若手有志3名が共に汗を流しました。
3日ぶりの現場は、先週までは道がなかったところが仮設の道路を作られていたり…
堆積した土砂が土建業の皆様によりだいぶ減ってきていること…
砂ホコリの舞う道路に業者が入り高圧洗浄で道をキレイにし始めてる…
少しずつ復旧へ向かってきておりますがまだまだ住民さんも復旧活動に追われています。
茅野の現場は市社協、県社協と共に連携を取りながらニーズのマッチングをしています。
そして住民さんからのニーズを聞き取り作業内容を決めていく。
作業中は重機のオペをすることはもちろんですが現場をコーディネートすることも必要です。
1日の現場は2、3件掛け持ち…3班に分かれたりする為作業様子がわかりません。
住民さんからのニーズに沿う為にも3件の現場を歩きながら見まわり進捗状況を確認しつつ、時には住民さんとお話をしながら寄り添い続けています。
20日は車が出せず孤立したお宅の土砂搬出、お庭の土砂撤去を行いました。
表面は乾いているように見えても中はかなりの水分を含んでおり重機が抜け出せなくなるアクシデントも…
ですが1日でかなりの土砂を撤去することができました!!
21日ははこの土砂をダンプ3台で搬出していきます。
孤立したお宅の土砂搬出も無事終わり見事車が出れるようになりました。
復旧過程では、こちらの作業内容と住民さんの意見もマッチングさせつつ元通りに近い状態へ復旧することができ住民さんも大変感動されていました。
行政にお願いするとここのルートを開けるには遅くとも10月以降…それじゃこっちで道を作ろう!と始めた現場は2時間で引っかかっていた屋根を解体、2日でルート確保。
スピーディーさも現場には必要になってきます。
茅野市の現場は災害対策基本法63条により警戒区域への立ち入りが禁止されています。
(63条とは・・・災害が発生し、又はまさに発生しようとしている場合において、人の生命又は 身体に対する危険を防止するため特に必要があると認めるときは、市町村長は、警戒区 域を設定し、災害応急対策に従事する者以外の)者に対して当該区域への立入りを制限 し、若しくは禁止し、又は当該区域からの退去を命ずることができる。)
現場には一般の方は入ることは出来ません。
私たち災害支援者は許可を得て上流部への危険エリアに入ることができています。
住民さんの疲れも見え始める頃…
想いに寄り添いながら心のフォローもしながら、また21日もメンバーと協力して頑張ります!!
(春原圭太)