報道されない現実の数々。
報道されない現実の数々。
福島県へ支援物資を届けるために、小布施を朝5時に出発。高速道路を降り相馬市に入ると、屋根を覆うビニールシートや道路の至るところに亀裂や段差が!!ガードレールが曲がりくねり、マンホールが隆起している状況から地震の強さを感じます。
支援物資の受入をして頂きました相馬市の長命寺様をはじめ摂取院様、証覚院様、南相馬市の宝蔵寺様にも物資をお届けいたしました。
お会いさせて頂きました皆さんが口を揃えて仰っていたのが、東日本大震災の地震よりはるかに大きかったと。何トンもある灯籠が倒れ、墓地もメチャクチャに、修繕には相当時間がかかるであろう心痛む光景を目にしました。
相馬市周辺の断水は解除されましたが、飲料を控えるようにという通達があったようで、お届けした水を大変喜んでいただきました。南相馬市周辺は、水を頻繁に使う朝や夜に水圧が極端に下がってしまい、通水はしたもののまだ至る所で水道管に破損があるようで、自衛隊の給水車もありました。
こうして、現地に足を運び生の声を聞くことでニュースや報道では知ることのない今の状況を把握することができました。引き続き、現地からのニーズを集め可能な限り継続した支援を行なっていきたいと思います。
強行スケジュールではありますが、これにて長野へ戻ります。ご対応いただきました皆さまありがとうございました。
災害協定発動組織
真言宗豊山派仏教青年会(支援物資)
株式会社 C‐SOS(簡易トイレ)
わらび野観光株式会社(運送)
株式会社デジタス(通信)
Motorola Solutions Japan(通信)
(林映寿)