雪国の知恵を
雪国の知恵を
2月8,9日に、豪雪地帯で有名な新潟県南魚沼にて、雪講習がありました。バギー支援でも連携させて頂いております"雪崩れ専門家"の町田敬講師(町田建設)のもと、笑顔メンバー2名もバギー指導として参加させて頂きました。
8日:雪崩の捜索訓練
新潟県機動隊を含む各地の機動隊を対象に、スコップの使い方・ゾンデ棒・安全対策について学びました。現場で活動する際に必要な雪崩れの知識や捜索の心構え等、どれも私たちの雪害支援でも必要となる内容で、大変勉強になりました。
9日:雪害支援
高速道路を管理する民間(NEXCO)、警察(高速隊)を対象に、人力支援(スノーシュー、かんじき)・スノーモービル支援・バギー支援の体験をしていただきました。参加者の皆様は現場に出ることは基本ないものの、指示する側としてクローラーバギーの有効性を実感していただけたと思います。
講習の中では、「雪崩は生理現象である」「雪崩れの生き埋めは15分がリミット」「スノーシューとかんじきは全く違うもの」など、まさに現場の第一線で活躍されているからこその生きた知識をみっちり学ぶことができました。
雪上は歩くだけでも危険で、リスク管理が必須です。そのためにも、雪国で培われた知識・ノウハウ・道具選び等多くのことを吸収して、これからの活動にも生かしていきたいと思います。
(神戸智基)