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笑顔が紡ぐ奥能登とのつながり!!

笑顔が紡ぐ奥能登とのつながり!!

9月5日から8日までの4日間、石川県珠洲市にあります奥能登農園さんの支援をさせて頂きました。

この奥能登農園さんは4月に支援をさせて頂いた場所でして、大雨により農道が通れなくなり、そこの道路啓開や畑の整備をさせて頂いていました。

その際に、参加されたメンバーから「秋になったら収穫のお手伝いもしたい!」という声が上がり、今回収穫最盛期には少し早いですが、実施してきました。

農家さんの朝は早く、朝6時から活動を開始し収穫を実施。大きなイガの中からぷっくりと膨れた3つ子の栗を見つける度に、参加された方からは歓声が上がっていました。

また、収穫が終わった栗の選果作業も体験させて頂いたり、チェーンソーを使って40本ほど伐倒させて頂き、伐倒した木を玉切りにし、枝打ちし、不整地運搬車で運ぶ作業もさせて頂きました。隣にはこれから収穫する栗の実があるので、絶対に当てられない。そんな緊張感溢れる場面もありましたが、みんなで色んな話をしながら活動しました。

初めましての方もいらっしゃったのですが、そこはさすが笑顔のメンバー。すぐに打ち解け合い、最後は全員が自分のやるべき事、できる事を探しながら阿吽の呼吸で作業が進んでおりました。

やった事がないから出来ないのは当たり前で、経験が少ないからミスをするのは当たり前です。そして、熟練した方でもミスや間違いはあります。みんなで助け合い、サポートし合いながら活動する姿はとても素敵でした。

ここ、奥能登農園さんは被災されてから2年活動ができなかった間に畑からは農薬が無くなっていった様で、様々な虫が顔を覗かせていました。
本来は農薬は2回撒き、栗の中に入ってしまう虫や落ちた後に栗の実を食べてしまう虫を駆除するらしいのですが、この災害を機に「無農薬」で栗農家を続ける決意をされておりました。

「収穫量は減り、こまめな活動が必要となりますが、無農薬だからできる事がある。」と語っており、いろいろなアイデアが生まれておりました。「やるしかない」という篤い気持ちで溢れており、私たちも微力ながらそのお手伝いができた事に感謝しております。

奥能登農園さんからは、「今回も来てくれてありがとうございます!みんなといると笑顔になりっぱなしです。」と有難いお言葉も頂戴し、最後の夜は、寝る時間も惜しまれながら、深い時間まで語り合いました。

私達がいなくなったあの広い畑を1人で歩き回る姿を想像すると、込み上げてくるものがあります。1日だけでも栗の収穫お手伝いをしてみたい方がいらっしゃいましたら是非ご連絡下さい。

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日本笑顔プロジェクト代表 林映寿

一人ひとりが笑顔を持って、家族、友達、職場、地域に笑顔をつなげたい、そんな思いから2011年「日本笑顔プロジェクト」を立ち上げました。まずはいま自分が「笑顔」になって更にその「笑顔」の輪を日本全国にそして世界に広げていきたいと思います。プロジェクトにご賛同・ご協力・ご支援頂ける皆様のご参加をお願い致します。