年頭にあたり、皆さまに謹んでご挨拶を申し上げます。
年頭にあたり、皆さまに謹んでご挨拶を申し上げます。
はじめに、昨年、各地で発生した自然災害により被災された地域の皆さま、そして今なお不自由な生活を余儀なくされている方々に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く、穏やかな日常を取り戻されますことを、心よりお祈り申し上げます。
旧年中は、一般財団法人日本笑顔プロジェクトの活動に対し、温かいご支援と多大なるご協力を賜り、心より御礼申し上げます。皆さま一人ひとりの応援が、私たちの活動の大きな支えとなりました。
本年も引き続き、能登半島被災地への支援を継続し、被災地に寄り添った息の長い支援活動に取り組んでまいります。同時に、重機講習をはじめとした人材育成の強化を図り、「いざという時に動ける人」を平時から育てる仕組みづくりに、より一層力を注いでいきます。
また、防災パークnuovoをはじめとした各拠点の展開についても、焦ることなく、地域の皆さまと丁寧に向き合いながら、地に足のついた形で進めてまいります。
私たちが大切にしているのは、「平時を楽しみ、有事に備える」という考え方です。日常の延長線上に防災があり、楽しさや学びの中で自然と備えが身につくその点こそが、日本笑顔プロジェクトならではの特徴であると考えています。
災害の形や社会の在り方が変化する今だからこそ、時代に合った新しい災害支援の形が求められています。今年も志を同じくする仲間の皆さまと共に、知恵を出し合い、現場から学びながら、より実効性のある仕組みを創り上げていきたいと思います。
本年もどうぞ変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
皆さまにとって、少しでも心穏やかな時間が増える一年となりますことを、心より願っております。
一般財団法人 日本笑顔プロジェクト
代表理事 林 映寿

