2011年11月8日 女川支援活動レポート
11月8日から笑顔プロジェクトのメンバーとして女川に行ってきました。
女川。
高校最後のインターハイの思い出深い地です。
震災後、恩返しに行きたいと思いながら、なかなか一歩が踏み出せずにいた自分。『笑顔』をコンセプトにした仕事につきながら、『笑顔って何?』『何が自分に出来る?』と問う日々。
そんな中、ご縁があった林副住職を中心とした笑顔プロジェクトが女川での活動を知り、今回の参加となりました。
千葉から率先して参加してみたものの初めて震災後訪れた女川の町は私の想像以上の光景が広がっていました。
これが現実なんだ・・・言葉を失う。初めてそんな感覚に襲われました。
そんな中行われた炊き出し。
仮設住宅と炊き出し場を何往復もして、おそばを取りに来れないおじいちゃんおばあちゃんの分まで運んでくれるおばちゃん。
『みんな、喜んでるからよぉ。ありがとね。』
そんな笑顔に励ましにきたはずの私が励まされ、たくさんの笑顔をいただきました。
笑顔プロジェクトのメンバーの力強さ。心から復興を祈る、その気持ちの強さがみんなのパワーになり、それが一つになり、笑顔を生み出す。
ただただ喜んでもらいたい。笑顔になってほしい・・・
このメンバーとして参加できて本当によかった。心から思います。
最後にお礼だよってめぐりなちゃんが中心となって振る舞ってくれた
おにぎりとつみれ汁。本当に美味しかった。
サプライズ企画もすばらしかった!
たくさん私が人の温かさをいただきました。
ありがとうね。
仙台までNPOの山中さんが送ってくれる途中に回ってくれた女川の町。
少しの敷地に十数棟の仮設住宅。まだひっくり返ったままの家。
インターハイで戦ったグランドにはたくさんの仮設住宅が並んでいました。
最後に散歩した漁港もなくなっていました・・・
TVなどで報道されているような
「復興が進んでいます!」
そんな姿は微塵も覗えませんでした。
青春時代の仲間と歩いた漁港
変わらないおばちゃんたちの笑顔
自分たちにできること
笑顔でまた遊びに行くこと、続けていくことだと感じました
毎日変わらない
夕日と同じで
何も変えることなく。
次回は千葉支部からもたくさん笑顔届けられるよう頑張ります。
笑顔プロジェクト 岡谷 佳代