防災パークnuovo拠点、初の静岡県開設へ
―― 東海エリアから、次の大災害に備える人材育成拠点が始動 ――
一般財団法人日本笑顔プロジェクト(本部:長野県上高井郡小布施町/代表理事:林 映寿、以下「日本笑顔プロジェクト」)と、平野建設株式会社(本社:静岡県磐田市/代表取締役:平野 弘和)は、防災人材育成拠点「防災パークnuovo(ノーボ)」の新設に関する契約を、2025年12月15日(月・大安)に締結し、同日、平野建設株式会社本社において調印式を執り行いました。
本件は、防災パークnuovoとして初の静岡県拠点であり、東海エリア初の展開となります。
[出会いのきっかけは、五郎丸歩氏の想いから]
平野建設株式会社とのご縁は、現在静岡県磐田市を拠点に社会活動を行う、元ラグビー日本代表・五郎丸歩氏からのご紹介によるものです。
五郎丸氏は、2024年3月に防災パークnuovo本部(長野県小布施町)にて重機資格取得講習を受講。その体験を通じて、「災害時に本当に動ける人材を、地域の中で育てる場の必要性」を強く感じられました。
「磐田の地にも、災害に備える人材育成の拠点を。そして、子どもたちが日常の中で重機や防災に触れられる場所をつくりたい」
という想いから、今回の取り組みをつないでいただきました。
「防災を、特別なものにしない」防災パークnuovo磐田
防災パークnuovo磐田は、JR東海道本線・御厨駅(みくりやえき)から徒歩10分(約800m)の場所に、2026年春の本開設を予定しています。開設に先立ち、2026年2月にはプレ開催として、平野建設株式会社本社敷地内にて、重機資格取得講習および親子向け重機体験などを実施予定です。
プレ開催・重機講習概要
•プレ第1回:2026年2月20日(金)
•プレ第2回:2026年2月21日(土)
•プレ第3回:2026年2月22日(日)
定員:各日8名
(講習受付開始:2026年1月予定)
東海エリアから、次の大災害に備える拠点づくり
静岡県は東海エリアの中核であり、将来的に発生が懸念されている南海トラフ巨大地震の想定被災地域にも含まれています。今回の「防災パークnuovo磐田」開設は、単なる新拠点設置ではなく、「来るかもしれない災害に、今から日常の中で備える」という日本笑顔プロジェクトの理念を、東海エリアから社会に提示する取り組みでもあります。南海トラフ地震は、発生すれば広域かつ長期にわたる被害が想定され、行政や専門職だけでなく、地域に暮らす一人ひとりが初動で動ける力を持つことが強く求められています。
防災パークnuovo磐田では、
•災害時に即戦力となる重機操作人材の育成
•子どもたちが日常的に防災や重機に触れられる環境づくり
•「防災=特別な訓練」ではなく「暮らしの延長」としての防災文化の醸成
を通じて、東海エリアにおける“備えの拠点”としての役割を担っていきます。
日本笑顔プロジェクト概要
一般財団法人日本笑顔プロジェクトは、「平時を楽しみ、有事に備える」をコンセプトに、防災を“訓練”や“義務”ではなく、日常の延長として捉える新しい防災の形を提案しています。
登半島地震をはじめとする被災地での支援活動を継続的に行うとともに、
•重機資格取得講習及び資格取得後も継続して学べる国内唯一のトレーニング環境
•バイオトイレなど、災害時の衛生環境悪化を防ぐための啓発と導入支援
•子どもから大人までが参加できる防災体験・教育プログラム
•廃校や未利用地を活用した地域防災拠点づくりの実証実験
などを全国各地で展開してきました。
防災パークnuovoは、「防災に関わる人が誇りを持てる場所」「地域に開かれ、世代や立場を超えて防災を学べる場所」として、今後も全国への展開を目指してまいります。

調印式の様子(2025年12月15日・大安)
写真左:平野弘和氏 写真右:林映寿氏
防災パークnuovo磐田
運営:平野建設株式会社
所在地:〒438-0077
静岡県磐田市国府台63-2
TEL:0538-32-8288
一般財団法人日本笑顔プロジェクト
本部:〒381-0211 長野県上高井郡小布施町雁田676
防災パークnuovo:〒381-0203 長野県上高井郡小布施町大島541
TEL 070-2023-5110 FAX 026-247-7570
(毎週火曜・水曜は定休日)






