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【災害支援✖️農業支援✖️仲間の力】

【災害支援✖️農業支援✖️仲間の力】

今回のご依頼は、自助力向上を目的とし立ち上がったnuovo能登町で受講された方から頂いたものでした。受講時に色々な話をしていく中で、今回の依頼者さんは、行政の対応がかなり遅くなってしまうとの事で、資格をとって自分で土砂を撤去しようと思っている。という話でした。

この依頼者さんは栗農家さんで、畑に行くまでの道が土砂で寸断され、作業に必要な道具を手で運ぶことはとても大変で、2年分の作業が止まってしまっている。との事でした。

イガグリを落としたままにしておくと、虫が湧き、その虫が栗の木に悪影響を及ぼす。と言われている様です。
そして枝の剪定も2月位までに終わらせなければ作付けに影響が出てしまう。との事で正に時間との戦いでした。

nuovo能登の受講者さんの悩みを日本笑顔プロジェクトのみんなで助けよう!という事で各nuovo拠点に声をかけたところ、なんと3月31日から4月4日までの5日間で、なんと!延べ人数169名もの方達に参加して頂き、石川県珠洲市での活動を無事終える事ができました!
その169名の中には、nuovo能登町で受講された方も含まれており、災害支援の新しいシーンが見えたと思います。

毎日30名以上もの参加者により、豪雨災害により流れ着いた土砂で通る事ができなかった道路の啓開、整備作業。車両が通れないことにより作業が進まなかった栗の木の枝集めと搬出。本来は落としたままにする事がないイガグリ拾い。崩れてしまった農機具小屋の解体作業。これらのミッションをこなす事ができました!
そして毎日参加者の胃袋を満たすために賄い班も結成し、依頼者さんから頂いた特大イワシ25kgを捌き料理する。というスペシャルミッションもこなして頂けました。

依頼者さんも一緒に重機に乗ったり、チェーンソー使ったりしながら、土砂とイガグリと栗の枝と戦いました。
枝やイガグリで荒れていた広大な栗畑から枝やイガグリがなくなり、綺麗になった風景を見ながら、依頼者さんから感謝のお言葉を頂き、依頼者さん含めて参加者みんなが感動で涙を流す場面も見られました。

毎日最後には、現場施工の監督をして頂いたヤマキGAの凄技見学やプチ講習を実施して頂き、参加された方からは歓声と悲鳴が聞こえてきました。

1人の力では難しい事も、多くの人の力を合わせれば乗り越えられる。
そして辛い事もみんなで励まし合い、協力し合い、笑顔でいればその先に心から笑顔になれる日が待っている。
正にその事を実感できた5日間でした。

参加された皆様お疲れ様でした!
事故なく、怪我なく完了できて良かったです。
ご支援下さった皆様ありがとうございました!
依頼者さんのお言葉を聞かせて頂き、色々な事が報われた思いです。

#日本笑顔プロジェクト #nuovo能登町#珠洲市災害ボランティアセンター#日本財団災害支援 #災害支援 #農業支援 #チームの力 #笑顔の連鎖

日本笑顔プロジェクト代表 林映寿

一人ひとりが笑顔を持って、家族、友達、職場、地域に笑顔をつなげたい、そんな思いから2011年「日本笑顔プロジェクト」を立ち上げました。まずはいま自分が「笑顔」になって更にその「笑顔」の輪を日本全国にそして世界に広げていきたいと思います。プロジェクトにご賛同・ご協力・ご支援頂ける皆様のご参加をお願い致します。