IPトランシーバー 実践編
先日の雪害支援の経験から、トランシーバーの必要性を痛感していたところ、モトローラ・ソリュージョンズ株式会社様からブロードバンドIPトランシーバー5台と、デジタル簡易トランシーバー3台を無償貸与して頂ける事に。
今回はIPトランシーバーを実際に活用してみて、実用的な素晴らしい機能が多かったため、改めてご紹介させていただきます。
①4G LTE対応
ドコモのネットワーク回線を使用しているため、日本中のほとんどの地域で使うことができます。4G回線のため、全くストレスなく活用できています。
②パソコン(windows)との連携
インターネットが使える既存のパソコンからログインするだけで、登録したトランシーバー全ての管理をすることができます。会話の内容だけでなく、トランシーバーの状況、現在位置(最短60秒更新)、位置履歴等を細かく確認できます。位置履歴は、支援活動の報告や改善等に大いに活用できそうです。
また、パソコンからもグループや特定の個人とやりとりができるため、遠隔からでもより的確で効率的な指示が可能になります。
③スマホアプリとの連動
専用のアプリをインストールすれば、スマホ自体がトランシーバーとなって、IPトランシーバーと連動することができます。パソコン同様、他トランシーバーの現在位置を把握することができるため、パソコンが使えない環境でも仲間の状況を確認できます。
④緊急モード(オプション)
トランシーバーのボタンを長押しすれば、緊急モードに切り替わります。グループ内のトランシーバー及び管理しているパソコンに、直ちに通知が行くため、誰かに予期せぬ事態が起こったとしても、ボタンひとつで知らせることができます。常に危険が隣り合わせの現場においては、必須の機能です。
モトローラー・ソリューションズ株式会社様には機器の提供だけでなく、使い方等を丁寧に教えていただき、大変感謝しております。ありがとうございます。
まだまだ他にも充実した機能が多いため、IT技術をうまく活用しながら現場の効率化を測っていきたいと思います。(カンベ)