《PRESS RELEASE》
「防災パークnuovo(ノーボ)小布施」が子どもも楽しく学べる施設へ。7月8日移転リニューアルオープン!
報道関係者各位
災害復旧に必要な重機やチェンソーなど特殊技術の資格取得やレベル向上を目的とした『nuovo(ノーボ)』が小布施総合公園南駐車場の一角にある小布施町の管理地に移転。7月8日に完成記念式典を行い正式にオープンします。令和元年の東日本台風で千曲川が決壊。その復興作業を通じて重機オペレーター養成の急務を実感し、被災地であった小布施町に旧『nuovo(ノーボ)』を2020年10月に開設しました。以来、重機オペレーター資格取得者を育成し、すでに1400名を越えています。資格取得者の練習機会の充実などの規模拡大やアクセス向上、さらに将来的な裾野の広がりを見据えて子ども向けのプログラムの充実をねらい、この度、新拠点へ移転、リニューアルオープンします。災害時に住民レベルで復旧や復興を行う民間の動きに、内閣府も注目し「令和4年度国土強靭化民間事例集」にも掲載された事業がさらに拡充します。
[防災パークnuovo小布施] 完成記念式典
日時:令和5年7月8日 (土)午前10時~正午
場所:防災パークnuovo小布施(小布施総合公園南駐車場)
11時30分〜式典出席者による体験会を予定。メディアの皆様もぜひご体験ください。
問い合わせ先
事務局:070-2023-5110
一般財団法人日本笑顔プロジェクト本部
■防災パーク小布施
「防災パークnuovo(ノーボ)小布施」が7月8日リニューアルオープン!
一般財団法人日本笑顔プロジェクト(本部:長野県上高井郡小布施町、代表理事 林 映寿、以下「日本笑顔プロジェクト」)が運営する重機操縦資格取得者などを育成する体験型教育施設です。「nuovo・ノーボ」とは、千曲川の氾濫で被災したリンゴ畑の救済経験から、社会問題を体験的に楽しみながら解決させようというコンセプトで生まれました。ネーミングには「農業」+「防災」=「農防(nuovo・ノーボ)」という意味が込められています。メイン事業の重機操縦資格者育成事業に体験的アミューズメント要素を加えた日本初の施設です。これまでに注力してきた各種講習会に加え、若年層に向けた防災プログラムも充実させるねらいで小布施町とも提携して小布施総合公園南駐車場の一角3,700㎡(約1,119坪)に移転し、新たに拠点を開設しました。アクセス向上、広い駐車場も確保され、様々な事業の規模拡大と幅広い年代が集い学び備えができる施設を目指します。
nuovoでの受講者は、全国各地から集まっており、建設・土木業ではない一般の受講者が大半を占め、女性も3割以上と人気を集めています。その動機は、災害時に重機を使って瓦礫の撤去や排土作業などを行いたいというボランティア精神の発露が多く、2020年10月に小布施町雁田に旧施設がオープンして以来、コロナ禍にも関わらずわずか20ヶ月で1000人に達成し、現在は1400名を越えています。重機やチェンソーの資格取得に加え四輪バギーのライセンス講習も受けられるほか、バイオトイレや災害支援車両といった災害時に役立つアイテムなども体験や見学ができます。子ども達が重機操縦体験をするプログラムも行ってきましたが、将来的な裾野拡大を目指して、さらに子ども向けのプログラムも充実させていきます。
■災害現場に延べ500人超を派遣
重機オペレーターの資格取得者にはペーパードライバーも多いことからnuovoでは、資格取得後のスキルアップ機会の提供を重視しています。重機の資格取得後には、サブスクリプション(定額課金制)で重機のトレーニングが行え、実践力の高い人材育成を行っています。2021年、2022年で全国各地の被災地へ延べ500名超の重機オペレーターを派遣しました。災害現場からの重機を使い迅速かつ安全に作業を行う人材を求める声に応えています。
■運営する[日本笑顔プロジェクト]とは
一人ひとりが笑顔を持って、家族、友達、職場、地域に笑顔をつなげたい、そんな思いから2011年3月東日本大震災を機に「日本笑顔プロジェクト」を発足。2019年10月の令和元年東日本台風で小布施町も水害に遭い、2020年8月に一般財団法人としてnuovoを事業の柱として運営を開始。今後2030年までに重機オペレーターの育成を5,000人、5年以内に全国各地にnuovoの拠点を増やします。