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鈴木準希がインターン終了致しました。

鈴木準希がインターン終了致しました。

3月をもちまして、日本笑顔プロジェクトのインターン生を卒業いしました。
22年の5月から23年の3月まで約1年という期間、笑顔プロジェクトの本部そしてクルーの皆様、災害支援などでご一緒しました各団体の関係者の皆様、そしてサブスク会員の皆様、その他多くの皆様に大変お世話になりました。-


1年間の目標として、多様な価値観の多くの方とお話しして視野を広げると共に、若いうちから災害支援のコミュニティに所属する、というものがありました。
更には組織の動き方、とりわけ社会との関わり方を知ること。災害支援というフィールドにおける実情、異年齢集団との関わり、各種スキルの向上(接客、業務遂行スキル、日程管理など)
などがありました。

結果として各種講習会や重機サブスクで関わる方々との中長期的な関係を通して、沢山の方と、深いお話しが出来たと感じています。
また学生という身分でありながら組織の1人としてプロジェクト(重機運動会等)の企画・運営なども経験させていただき、自分の裁量で決定する経験などもあり、そこから大きな学びを得ることができました。
この体験は今後の人生の大きな財産となるでしょう。

また1年を通し各県で発生した豪雨や積雪による災害においては、微力ながら技術系のオペレーターとして活動させていただきました。今後も少しでもお力になれればと思います。



そして私事ながら、休学届の延長をさせていただきました。
4月からはもう1年の休学、6ヶ月ほどで世界を一周しようと計画しています。

まだ見ぬ砂の地平線、太古に創られた幾何学の建築(ピラミッドのことです)、奇跡とも言える自然現象(オーロラ等)、自我の輪郭を忘れるほど壮大なスケールの丘陵(米 グランドキャニオン, 中 武陵源 等)をこの目で見る。
はたまた、歴史上落ちに落ちた人類による負の遺産(独 強制収容所)、また私たちに今も淘汰される動植物の輝きと最期の栄華を、この目に焼き付けておきたいと思っています。

このように目標に対し行動的になり、苦手意識のある接客や人の上に立って指示するということがある程度できるようになったことも、笑顔Pのおかげであると感じています。 
そして決して忘れてはいけないのが、このような活動は周りの方の理解、そして援助があってこそ成り立つもので、決して当たり前ではないということです。
幸運にも周囲の人に恵まれたという奇跡に、そして周りの方々に感謝を忘れないようにしたいです。

しばらく地元小布施町を離れることとなりますが、これからも活動には参加させていただく所存ですので、今後ともよろしくお願いいたします。





(追記)
いま僕は22歳の青二才ですが、人生という文脈でこの休学、インターンを振り返ってみました。
実は15才から19才くらいまで、診断こそないものの精神的な病を抱えておりました。
その思春期の期間というのはバイトしてお金を稼ぎ、社会に所属するという感覚を学んだり、
上下関係を学んだり、話し方や常識、大人になったら聞けないような当たり前の慣習を学ぶ時期です。しかし、僕にはそれがすっぽりと抜けている気がしていました。
代わりに内面へのと意識が集中していた気がします。

そのような周りの認識と主観との相違が多少なりともわかってきた、というのはこのインターンを通しての最大の知見の1つであったと言えます。
社会人になった後ではこのように省みる時間は得られず、宙ぶらりんのまま仕事をこなしていたのではないでしょうか。

苦しいことや大変なことももちろんありましたが、それを乗り越えたことによる自信も少なからず身に付きました。
余談でしたが、この体験を活かし次のステップへと進みたいです。
(鈴木準希)

日本笑顔プロジェクト代表 林映寿

一人ひとりが笑顔を持って、家族、友達、職場、地域に笑顔をつなげたい、そんな思いから2011年「日本笑顔プロジェクト」を立ち上げました。まずはいま自分が「笑顔」になって更にその「笑顔」の輪を日本全国にそして世界に広げていきたいと思います。プロジェクトにご賛同・ご協力・ご支援頂ける皆様のご参加をお願い致します。